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神様に向かって、共に歩んでいく魂の旅路

10月からの新番組「旅路の霊性」では、
霊的同伴者として実際に現場でお働きの中村佐知さんから、
まずは「霊的同伴」とは何であるかをじっくりお聞きしています。

同伴を受ける人は、その時に自分の心にあって重たくなってるものとかを、わりととりとめもなく話すんです。大体話したなって思うと、しばらく沈黙があって、今度はそれに対して同伴者が少しコメントをしてくれる。それをもとに、さらに自分自身の内面を思い巡らすっていうんでしょうか。そうすると、そのうちに自分で気がつくんです。いわゆるメンタリングのように何かを教えてくれるというわけでもなく、またカウンセリングのように目標を決めて、そのために何かをしましょうとかそういうことでもない。しかし、そこにおられる聖霊様の促しや語りかけに気づいていく。そんな感じの働きなんですね。

基本的には、ただとりとめもなく話しているだけ!
何かを教わるわけでもなく、目的を定めるわけでもなく。
しかし、そこにおられる神様のご存在に気づかされていく。
不思議ですよね。

その謎について中村さんは、このように語られていました。

いつも私達が言うのは、同伴者(ディレクター)は指導者ではなくて、本当のディレクターは聖霊様であるっていうことですね。このディレクトっていうのは「方向を指し示す」っていう意味もあるんです。交通整理をしていてこっちに行ってください、って言って旗を振ってる。私達人間のディレクターはその神様へと道を指し示す人であって、実際に指導してくださるのは聖霊様、イエス様なんですよっていうふうに言います。

指導するのは私たち人間ではなく、聖霊様であり、イエス様。
それを明確にするところに、このお働きのユニークさ、意義、
そして、神様の力が流れているのかもしれません。

同伴者も答えは持ってないんですよね。こうするのが正解だよってのは全然持っていない。彼にもわからない、私も同伴者としてわからないんだけれども、一緒に話していって神様の御声に耳を傾けていくときに、その都度、何かヒントのようなものが降りてくるっていう感覚があるんです。数学の公式じゃないんですよ。こうしたらこうなるっていうことは言えないんですけれども、毎日の歩みの中で神様に目を向けていくっていうその姿勢がだんだん自分の中に培われていったかなって思います。

これから半年をかけてお送りするこの「旅路の霊性」
ぜひこの同伴の旅を、あなたにも放送を通して味わっていただけましたら幸いです。

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