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2024年クリスマス礼拝「神が光を創る」

初めに、神は天地を創造された。 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。 神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。(創世記1:1〜3)

創世記は、イスラエルの国が滅び、多くの人が囚われていった地で書かれた。どこにも光が見えない闇の中で、この言葉が書かれた。そして、私も明るい気持ちでクリスマスを迎える思いになれなかった、と日本キリスト教会高知旭教会牧師の青木豊先生は語られます。

戦争が行われています。町が破壊され、愛する者たちを殺されて泣き叫んでいる人たちがいる。知れば知るほど人間の罪が折り重なり、憎しみが憎しみを呼んで、悲しみが押し重なって、今がある。私たち自身もそうです。何年か前はもっと多くの人たちが教会に集っていました。年老いていく悲しみがあり、重い病気を抱えた家族がいる人もいます。その中でどうやってクリスマスの喜びの言葉を語ったらいいのだろうか。そう思い悩む日々。まさに「暗闇は光を理解しなかった。」(ヨハネ1:5)でした。

救いに満ちているはずの聖書の言葉が心に響いてこない。自分の心を明るくしない。
暗闇に心がとらえこまれてしまっている…

しかしその時にも尚、示された聖書の言葉がありました。

言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。(1:14)

そして与えられた思い。
「だから、私はこうして今生かされている」

その湧き立つようないのちの恵みを、このヨハネ福音書の証言から受け取った先生。
この転換は一体どこに隠されているのでしょうか。
ぜひあなた様もご一緒に、御子イエス・キリストのご生誕に秘められた喜びに与りましょう。

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