あなたがたへのしるし
私たちは今、クリスマスを待ち望むアドベントを過ごしています。世界に、日本に、また私たちの生活に、底知れない闇を抱えながら。
クリスマスとは、神様が私たちのこの闇を、御子キリストが生まれるところとされた日。
2千年前のあの日もそうでした。
一人の暴君により2歳以下の男の子が皆殺しにされ、理不尽な住民登録の勅令が下される中、泊まる場所もない無力な夫婦のもとに生まれた乳飲み子。
そして聖書は告げるのです。
「これがあなたがたへのしるしである。」
このアドベント、私たちも捜し求め、待ち望みたいと願います。今、私たちの闇に神様がお与えくださった御子キリストを。
「あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」(ルカによる福音書2章12節)
放送をお聴きくださり、またお便りを通して、この飼い葉桶の乳飲み子を見つける旅路をご一緒くださるリスナーお一人ひとりに深く感謝いたします。
この交わりがこれからも続くために、皆様のお祈りとご支援を必要としております。
この特別な季節、ぜひお覚えいただけますよう心よりお願い申し上げます。