「その祈りがあなたの中に成る。」
「主の祈りで『御名が聖とされますように』と祈りますが…全然そうできません。」
という、とても正直なお便りをいただき、深くうなずきました。
私もです。「御名を聖とできている」とはとても言えません…。
今回の「恵子の郵便ポスト」でこのお便りをお読みした恵子さんも、かつてゆるせない人がいて、主の祈りの「私に罪を犯した人をゆるしました」というところを祈れなかったそうです。
ところが、その悩みをある牧師に打ち明けたところ、返ってきたのは実に思いがけない言葉だったと…。
「そう祈り続けるとき、その祈りがあなたの中に成る。」
自分ができるかどうか…と、祈りすらも自分の成すことにしてしまう私たち。
イエス様が「こう祈りなさい」と教えてくださった主の祈りは、そんな私たちをひっくり返す祈りなのかもしれません。