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「互いの内に聖霊を求めて in 岡山県津山市」
昨年11月、FEBCが協賛した岡山県津山市での集会に合わせ、
教派を超えた3人の方に集まっていただき「教職者ぬき」で聖書を分かち合いました。
それはやがて来る厳しい時代に、信徒が時に教会や教派を超えて御言葉に聴く
「たすけあい」が求められるからです。
イエスが旅に出ようとされると、ある人が走り寄って、ひざまずいて尋ねた。「善い先生、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいでしょうか。」イエスは言われた。「なぜ、わたしを『善い』と言うのか。神おひとりのほかに、善い者はだれもいない。『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、奪い取るな、父母を敬え』という掟をあなたは知っているはずだ。」すると彼は、「先生、そういうことはみな、子供の時から守ってきました」と言った。イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。「あなたに欠けているものが一つある。行って持っている物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」その人はこの言葉に気を落とし、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである。
(マルコ10:17〜22)
高畑さん
とても難しいと思った。
「これだけは」ってキープしているものがあるじゃないですか…?
渋々出してもきっと喜ばれないですし。
大釜さん
しかも、それ一つだけじゃないもんねぇ。私たちの欠けてるところは。
武藤さん
私もこれは出来ない。
でも、らくだが針の穴を通るよりも難しいってイエス様も言うけど、
それよ。人間には出来ない。でも、神様には出来る!
そのことを神様が認めてくれていると思うんよ。
大釜さん
それにしても、この男の人は掟をみんな守っとると言うんじゃけ、物凄い真面目。
でも、まだ永遠の命の確証が無かったんじゃなぁ。
これも不思議なとこ。
私、こういうのを「分からんな、分からんな…」と思って20年くらい悩んどった。
高畑さん
やっぱり、この男の人は他の人と比べて、
お金で「自分はこんだけ持っとう」「こんだけやった」
っていう優越感を誇りにしとったから、
イエス様からそれを全部捨てよって言われて、「無理」ってなったのかなって。
武藤さん
この人の「プライド」だ…。
教職者不在に始まり、教会の統合や閉鎖、
この国の教会にとって未曾有の時代を迎えつつある今だからこそ、
改めて、与えられた兄弟姉妹のうちに、聖霊の恵みを求めていきたいと願います。
この分かち合いの模様の続きは、ぜひ放送をお聞きください。