
受難節(レント)を迎えて
先週の3月5日からはじまった十字架の主の御苦しみをおぼえる受難節。
それにちなみ、今回「主に向かって歌おう」で飯靖子先生がご紹介くださったのは、
なんと、クリスマスが主題の讃美歌「この聖き夜に」でした。
『讃美歌21』273番「この聖き夜に」 作詞:ヨッヘン・クレッパー 1.この聖き夜に われらに代わりて苦しみ負うため 御子は生まれ給う キリエレイソン 2.この夜 世界はよろこび祝えど 馬小屋の御子のゆくては十字架 キリエレイソン 3.こよい誰か知る まぶねのかたえに墓は備えられ 死の日を待てるを キリエレイソン 4.貧しきふしどにまどろむみどり子 その身に負いたもう われらの審きを キリエレイソン 5.よみがえりの朝 はじめてわれらも み顔を仰ぎて心より歌わん。主にホサナ
特に先生は、この歌詞の3番に着目します。
こよい誰か知る。
まぶねのかたえに墓は備えられ、死の日を待てるを。
主イエスは、その生まれた瞬間から、苦しみを負うためにいらした…
その厳粛な言葉の響きの前で、あなたは何を受け止めるでしょうか。
ぜひ、放送から賛美の歌声もお聞きください。
どうかこのレントの時。
この主イエス・キリストの御苦しみの歩みが、
それぞれの一人一人のための歩みであったということを、
共に、味わい知っていくことができますように。